パラベラム【第2版】による訓練を開始

パラベラム協会が、研究・開発を行なっていた「パラベラム【第2版】」が、訓練可能な能力を獲得いたしました。

そのため、2019年9月から「パラベラム【第2版】」による訓練を開始いたします。

パラベラム【初版】から【第2版】の大きな変更点としては、進化心理学と戦略学の大幅な導入で、これは女性護身術としては、世界初()の取り組みとなります。


「パラベラム【初版】」は、国産初の女性護身術(フェミニスト・セルフディフェンス)として、2007年に研究・開発がスタートし、旧来の女性護身術の弱点であった格闘術の脆弱さを、クラヴマガや詠春拳などの格闘術を導入することで刷新を図ったものでした。他にも、日本国内で性暴力問題に取り組む既存の女性団体が持っているような、特定の政治的な立場に偏り、その結果として科学的な根拠を軽視する傾向からの脱却も目標としていました。

女性護身術(フェミニスト・セルフディフェンス)は、その名称から明らかな通り「フェミニズム」が基礎となっています。これは、女性の自己防衛を検討する場合には省くことのできない要素です。

なぜなら、女性の自立自尊や男女同権の視点がなければ、女性の護身術は、簡単な武道の技を幾つか教えるだけになってしまったり、そのアドバイスも「夜は一人歩きをするな」や「地味な服装をしろ」など女性の行動に制限を求めることで、話が終わってしまう場合がほとんどだからです。

しかし、残念なことに、フェミニズムはどうしても、リベラルな世界観(暴力の原因を探らずに、暴力反対だけを論じる傾向)から、暴力全般を捉えてしまうため、暴力の究極要因を捉え損ねており、「性犯罪と性欲は無関係」といった現代の犯罪心理学では否定(田口ら, 2010) されている主張を行うなど、その効果にも自ずと限界がありました。(ピンカー, 2004)

【第2版】では、そうした女性護身術の弱点を、根本的に解決するため進化心理学と戦略学を大幅に導入し、訓練可能な能力を獲得するに至りました。

脚注

※ 当会調べ(2018年1月)